審査書類偽装行為の現状

2012-06-15 15.16.58

カードローンやキャッシングを申し込む際、申請内容に一切ウソをつかず、正直に入力する人からしたら信じられないことかもしれませんが、
審査に必要な書類を偽造したり、ウソを書いたりする人は実際多いということを
消費者金融の社員が漏らしています。

なかでも偽造や改ざんが多いのが源泉徴収票と確定申告書です。

その方法とは?

まずFAXで書類を送るケースです。
郵送とは異なり、原本ではなくコピー機に取り込まれたデータを送信し、
送信先のFAX用紙に印字するため多少文字がつぶれていても、違和感がありません。
こういったFAX性質を利用して、本来の数字の上に紙を貼り、
その上から虚偽の数字を書くわけです。

するとその紙の周りには薄く影が残りますが、その範囲が狭ければ特に
気にするほど違和感が出てくるわけではありません。
むしろ、ところどころそういった箇所があれば、つまり改ざんしている場所があれば
返ってそちらの方が違和感なくとらえられるかもしれません。
第一、そういった違和感に気づき、虚偽の申請を疑ったところで、
その信憑性を問うために、本人に確認するかもしれませんが、
「それが真実の数字です」と言ってしまえばそれまでですし、裏を取るために
役所や勤め先の会社に確認することは行いません。
わざわざそんな手間を取って調査を行うよりは、さっさと貸し出しをしてしまえ、
と言う判断になるようです。

ただしメガバンクのフリーローンなど、銀行における融資は
怪しいと思った時点でさらなる証明書(改ざんができない納税証明書。自営業者)
の提出を求められることがあるので、一概にはそういう対応にはならないようですが…
メールや専用のフォームなどを用い、データで送信する場合、
FAXのように原本に手を加えて、問いわけにはいきません。
もっとも手っ取り早いのがパソコンで加工する方法です。
原本通りの書式をエクセルやフリーのソフトを用いて当てはめ、
そこに虚偽の数字を入れていくという手法です。

作ったデータはこれまたフリーのPDF変換ソフトなどでファイル形式を変え、
いかにもデータを改ざんする余地のないデータであると見せかけるわけです。
こういった2種類の改ざん方法で、収入証明書の偽造を行うのは
とりわけ自営業者が多いといわれています。

いくら自営業者は審査のハードルが高く、借りにくいとはいえ、
こうした偽造までしてお金を借りるのは…やはり考え物ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です