おまとめローンの歴史

2012-06-15 15.16.58-184

最近おまとめローンって良く聞くようになったけど、
おまとめローンはいつごろから登場した商品なのか?
という疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。
実はこのおまとめローンが登場したのは最近のことです。
2000年代の後半、いまから約5、6年前の話です。

誕生したのはつい最近ではあるものの、誕生の発端となった出来事は
さらにそこから20年近く、ちょうどバブル経済が崩壊したころまでさかのぼります。
当時銀行は債務超過で破綻していき、不良債権処理も加速化していきました。
経営者はいままで銀行からお金を借りていたものの、突然不良債権処理の名目で、
貸し渋りに会い、資金繰りが立たなくなります。

経営者は銀行以外の金融機関、消費者金融、ヤミ金など複数の会社からお金を借り、
自転車操業的なことで急場をしのぐようになってしまったわけです。

その陰で、消費者金融が隆盛、と同時にヤミ金も多くの暴利をむさぼるようになり、
その結果、多くの多重債務者を生み出してしまうという問題の多い社会となってしまいました。
そうした金融の問題とは逆に、銀行の規制緩和が進み、大手銀行の合併・再編がなされるようになります。いわゆる金融ビッグバンですね。
そうした背景から中規模以下の銀行や新興の銀行が、大手銀行と同じ商品で勝負していたらすぐにつぶれてしまうと考えてあらたなローン商品を生み出すようになりました。
おまとめローンもその内の一つです。

おまとめローンの誕生の背景には、また、多重債務者となりつつも
必死で事業を継続し、自転車操業を続ける事業者を助ける救済策としても
少なからず影響があったといわれています。

実際に多くの事業者がこのおまとめローンによって救われたということなんですね。
誕生当時は事業者中心の利用だったのですが、先ほども述べましたように、
2000年代の後半から個人向けのおまとめローンを開発する銀行も増え出し、
個人の多重債務者の利用も多くなったと言われています。

このおまとめローンという開発は、お金を貸す側にとっても借りる側にとっても有用です。
貸す側にとっては、返済期間が数年にわたるため、債務者から長期的な収益を得られる点で。借りる側にとってはたくさんの会社から借入していた借金を一本化することで、
月々の返済額を少なくしたり、年利が低くなることによって総額で支払う利息が減ったりといったメリットをお互い享受できるのです。

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